数ある『コーチング』関連のコンテンツのなかから、このブログを選んで読んでいただきありがとうございます。
「質問」の3つの目的?
【1分で分かるコーチング】では、『コーチング』とは「コーチングを受ける人が、その人自身の真のゴールに気付き、そのゴールに到達できるよう支援するアプローチ」としています。
このような『コーチング』を行うために、コーチングを受ける人に「質問」を投げかけることが必要不可欠。この「質問」の3つの目的について紹介します。
コーチングの目的 ① コーチングを受ける人の『自発的な選択』を促す
コーチングでは、コーチングを受ける人が主役。
コーチングを受ける人が、その人のゴールに近付くための行動を『自分で選んで』実行することで、その行動への意欲や責任が生まれす。
その『自分で選んで』実行したことで、目標を達成したり、ゴールに近付いている感覚が得られれば、それが自信につながり、その自信が次なる行動へのモチベーションになります。
「Yesか?Noか?」や「AとB、どちらか1つを選ぶ」といった二者択一の質問では、コーチングを受ける人が『自分で選んでいる』というより、選ばされている、自分以外の人にコントロールされているという感覚になってしまうでしょう。
必ず3つ以上の選択肢が用意されている質問を準備することを心がけましょう。
コーチングの目的 ② コーチングを受ける人の『リソース』を見つける
『リソース』とは、目標を達成したり、ゴールに近づくための、コーチングを受ける人自身の内側にある「資質」や「アイデア」。
目標を達成するために何をすべきか、コーチングを受ける人本人が一番よく知っています。
「最近、目標を達成したのはいつ?」
「目標を達成するためにどんな工夫をした?」
「失敗や挫折をどうやって乗り越えた?」
などの質問によって、コーチングを受ける人が持っている経験や知識を、新たなる目標達成に向けて使えるようにしていきます。
コーチングの目的 ③ コーチングを受ける人の考えを『ビジュアライズ』する
『ビジュアライズ』とは、コーチングを受ける人の目標や、目標に近付くための行動を、パッと思い浮かべられるくらい具体的なイメージにしていくこと。
なぜなら、言葉よりも視覚的にイメージできるコト・モノのほうが、行動を起こさせる力が強いから。
例えば、「朝の散歩習慣を身に付ける」といった目標があったとして、
「何時に目覚ましをかけますか?」
「どんな服装で散歩しますか?」
「どの靴を履いて散歩しますか?」
「朝起きてから散歩に出かけるまでの行動の流れは?」
「もし雨が降っていたらどうしますか?」
などの質問によって、朝散歩を習慣にするための行動を、より具体的なものにしていきます。
さて、
この先あなたが、あなたのコーチングを受ける人に質問するとき、何に気を付けて質問しますか?
【1分で分かるコーチング】理念

【1分で分かるコーチング】シリーズの理念として、『「コーチングって何?」「コーチングって何をすればいいの?」って質問や疑問に、1分で分かるくらい簡単に説明する』を掲げています。
記事を読んでくれた皆様が、「コーチングについて学ぶきっかけ」「より良いコーチになるきっかけ」「より良いコーチに出会うきっかけ」になれば幸いです。
そして少々大げさではありますが、「コーチングが今以上に広がってよりよい社会に変わっていけばいいな」と思っています。
コーチングについて手短に説明してほしいというものがあれば、コメント欄に書き込んでいただければと思います。皆様からのリクエスト、お待ちしております。
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参考図書
下記で紹介するのは、私が『コーチング』について学ぶ際に参考にしている書籍です。『コーチング』についてより深く詳しく知りたい方はご一読をオススメします。
ちなみに紹介している順番には特に意味はありませんので、なんだか面白そうだなと思えるものを手に取ってもらえれば大丈夫です。
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最後に
「【1分で分かるコーチング】コーチングにおける「質問」の3つの目的?」 最後までお読みいただきましてありがとうございます。
この記事が『コーチング』を知るきっかけ、『コーチング』を学ぶきっかけ、ワクワクする未来を創るきっかけになりましたら幸いです。
この記事に関して「分かりやすかったよ」とか、逆に「ちょっと分かりづらかったよ」とか、または「コーチングの〇〇について簡単に説明してほしい」等のご意見ありましたら、お気軽にコメント欄にお願い致します。
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