2歳児の「叩く・噛む・物を投げる」への対処法

子育て

  

  

子育てお疲れ様です!!!

  

はじめに

子供が2歳になると急に、叩いてきたり、噛んできたり、モノを投げてきたりして、これまで以上に子育てが大変、シンドイ、つらい、こんな状況がいつまで続くんだろう…とホトホトお疲れなのではないでしょうか?

またそういいった叩いてくる、噛んでくるときにどう対処してよいのか分からないで、キツく当たってしまったり、「パチン」とやってしまったり、、、そして子供を泣かせてしまう。「でも、仕方ない」「躾(しつけ)だから」と言い訳してそんな悲しいことを繰り返す毎日になってはいないでしょうか?

2歳児へのしつけで暴力がいけない理由

子供が2歳に限らず、『子供への暴力はダメ!絶対!!』ということは、子供に悪影響を及ぼす。子供の将来をダメにする。という理由で、現在では科学的にも子供への暴力は絶対にダメ!と言われています。

子供は親のしぐさや振る舞いを真似して成長します。自分より力が弱い人間をコントロールするために暴力を使ってもOK…という見本を、親が子供に示しているようなものです。

また実際に手を出す暴力だけでなく、「あなたはダメな子!」「こんなこともできないなんてあなたはバカ!」のような言葉の暴力も厳禁です。『私は悪い子』『私はバカな子』とレッテル(アイデンティティ・ラベリング)を貼られた子供は、「どうせ僕は私は悪い子だから、、、」「どうせ私はバカな子だから」と、よりいっそう親の言うことを聞いてくれなくなったり、色々な事柄に挑戦する意欲を無くしたりすることになるでしょう。

■参考図書 エミリー・オスター著 『米国最強経済学者にして2児の母が読み解く子どもの育て方ベスト(電子書籍版)』

2歳児への対処法 ~私の実践を例に~

私が長男(2歳)への対処法として実践しているのが、『悪い心コチョコチョ大作戦』です。

『悪い心コチョコチョ大作戦』の具体的なやり方を説明すると、自分の思い通りにならないで子供が叩いてきたり、噛んできたり、物を投げてきたりしたとき、「ママ(パパ)痛いのやだなぁ」とあなたの感情を伝える、「痛いことする悪い心はどこかな~」と子供の体をつんつん指でつついたりなぞったりする、子供がくすぐったそうにしたところで「痛いことする悪い心み~つけたっ!」と話しかける、「コチョコチョコチョ~」と声を出しながら子供の体をくすぐる。です。

うちの2歳の長男の反応はというと、笑いながら「コチョコチョ怖い~」「コチョコチョやめてー」と逃げ出してそこから追いかけっこやかくれんぼが始まったり、「ちょっとだけコチョコチョして~」とくすぐられるのを楽しんだりして、気分転換ができているように思います。

叩いてくる2歳児への対処で大事なポイント

叩いてくる2歳の長男に対処するときに、私が大事にしているポイントは3つ。

気持ちを伝える

子供に叩かれたことで生まれる「イヤだ」「悲しい」「さみしい」「プンプンしちゃった」という自分のネガティブな感情、気持ちを子供に語り掛けるようにしています。

世界でも幸福度が高い国として知られる北欧の国々。その北欧の絵本の最近のトレンドとして、ネガティブな感情も包み隠さず表現しているものが増えているというのを耳にしたことがあります。ネガティブな感情が生まれるのは当たり前、ネガティブな感情も自分の一部、ということを理解させ、そういうネガティブな感情を持っていても大丈夫(ダメじゃない)と、自己肯定感をはぐくむのかな。と考えて自分の気持ちを伝えるようにしています。

人格を否定しない

『悪い心コチョコチョ大作戦』という名前にしている通り、悪いのは『あなた(子供)』ではなく、悪いことをする『あなた(子供)の心』としています。

「悪いのは『あなた(子供)』」としてしまうと、子供の全人格を否定してしまうことになってしまうと考えたからです。上でも説明したように、「悪いのはあなた」としてしまうと、『私は悪い子』とレッテル(アイデンティティ・ラベリング)を貼ってしまうことにつながります。子供も『私は悪い子』と思い込むようになり、「どうせ僕は私は悪い子だから、、、」と、ますます悪いことをするようになったり、よりいっそう親の言うことを聞いてくれなくなったり、色々な事柄に挑戦する意欲を無くしたりすることにつながってしまうと考えています。

気を逸らせる

2歳児というのは、そもそも感情のコントロールが上手ではありません。イライラした気持ちの落ち着け方が分からず、そのイライラした気持ちに突き動かされるまま、叩いたり、噛みついたり、物を投げたりという行動を起こしてしまっているだけ。子供のイライラした気持ちを静めたいと思っても、言葉の理解もおぼつかない、また自分の感情と言葉がリンクしない2歳児にとっては、言葉で説得しようとしても難しいのは当たり前。

そこで重要なのは、子供の気を逸らせること。イライラした気分を変えさせるために、子供の注意を別のところにもっていくことが重要です。『悪い心コチョコチョ大作戦』では、子供がイライラしているシチュエーションから、子供が「コチョコチョ」から逃げる追いかけっこやかくれんぼを楽しむシチュエーションへと切り替えています。

■参考図書 エミリー・オスター著 『米国最強経済学者にして2児の母が読み解く子どもの育て方ベスト』

最後に ~価値があるかは自分で判断~

このご時世、インターネットをはじめ様々な媒体で様々な情報が溢れています。正しい情報もあれば誤った情報であったも平気で流されたりもしています。また多くの人にとっては価値がある情報であっても、あなたにとっては全く価値のない情報、逆に害になってしまう情報だったりします。

私自身、今回紹介した『悪い心コチョコチョ大作戦』は私達親子にとっては非常に価値がある方法だと思っていて、そうして今回このブログで紹介させていただいたわけですが、『悪い心コチョコチョ大作戦』があなたにとって、あなたの子供にとって良い方法かどうかは、実際に試してみないと分かりません。絶対に。是非あなた自身で実践してみて、あなたにとって価値がある情報かどうか判断していただきたいと思います。

お礼の言葉

最後までお読みいただきましてありがとうございます。

「ちょっと良かったよ」「ちょっとタメになったよ」と思っていただけたら嬉しいです。

シンドイ子育てがちょっと楽になったり、楽しくなってくれることを願っています。くれぐれも思いつめ過ぎないように、時には息抜き、時には自分に贅沢、時には自分自身のことをいたわってあげてくださいね。それでは、、、

  

\手間を楽しもう!/

  

 

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