あなたが周りのみんなから好かれようとして良かれと思ってやっている行動が、実は周りから嫌われる、人を遠ざける結果になっているかもしれません。好かれたいのに嫌われる…で悩んでいる人はこの記事を読んで自分の行動をチェックしてみてください。
人から嫌われる行動チェックリスト
あなたは周りの人から好かれようとして以下の5つの行動をとっている方はいませんか?
▢ 欠点を探して指摘する
▢ 改善点を指摘する
▢ 陰口を言う
▢ 悪口や批判で盛り上がる
▢ 悲観的・否定的な態度を隠さない
上のチェックリストは、タイトルにあるようにオタキングこと岡田斗司夫先生が言われている「他人に好かれたいならまず『嫌な人になる努力』を止めよう」の5つの行動です。
以下ではこの5つの行動について、岡田斗司夫先生の言葉を借りつつ、そして私の考えや体験を踏まえつつ紹介していきます。
『嫌な人になる努力』① 欠点を探して指摘する
良かれと思って他人の欠点を探して指摘する。あなたが上司や先輩、同僚や知り合いであれば、他人の欠点を指摘した相手から「指摘してくれてありがとうございます。」「アドバイス助かります。」「さすがですね!」なんて言葉をもらって、その人に良いことをした、その人がより良くなるように導いてあげた気になるかもしれません。そして感謝されたのだから、その人から好かれる。嫌われるはずがないと思っているのではないでしょうか?
もしあなたが欠点を指摘してもらった人だとしたら、多くの場合、その内心は「余計なお世話」「いちいち口を出さないでほしい」なのではないでしょうか?
いやいや自分は大丈夫、(指摘した相手は)いつでも慕ってきてくれるし自分には関係ない、今の自分を変えるつもりはない…という方も、試しに1カ月。1カ月が長ければ1週間、「他人の欠点を探して指摘する」のを止めてみませんか?あなたが普段から他人の欠点を探して指摘する人であったなら、1週間そのキャラを止めるだけで、周りから「あれ?なんだかあの人変わった」というに思われることでしょう。それがきっと『周りから嫌われない』ことにつながるはずです。
ただし「欠点を探して指摘してほしい」と相手が求めてくれば、そのとき限定で欠点を指摘してOKとのことです。1回そういわれたことがあるから、続ける(または続けている)というのはナシにしましょう。
『嫌な人になる努力』② 改善点を指摘する
上で紹介した『欠点を探して指摘する』は、さすがに相手の気分を害してしまうかもしれないけど、改善点を示してあげているのだから、良いことしているに違いない。良いことしてあげてるんだから、好かれて当然である。なんて勘違いは今すぐ止めましょう。
改善点を指摘した相手は、言葉や表情に出さないにしても「余計なお世話」「口出ししないでくれよ」と思っていることでしょう。オフラインのトレーニングジムやゴルフ練習場で、近寄ってきては「ああしたほうが良い」「こうしたほうが良い」と言ってくる人に出会ったことはないですか?
私がトレーニングジムでアルバイトしていたときは、いましたよこの『アドバイスおじさん』。入会したてのお客さんや、気の弱そうなお客さん、体験に来てくれた人を見つけると徐々に距離を詰めていき、タイミングをみつけるやいなや頼まれてもいないアドバイスを始める。アドバイスされた人はみんな次第に表情が曇っていく。その後、アドバイスされた人はトレーナーやフロントに来て「なんなんですかあの人!」「色々アドバイスして回らないように注意してくださいよ!」「あの人が来ない時間帯を教えてください!」と毎度毎度クレームを言っていかれました。
こちらも上で紹介した『欠点を探して指摘する』と同様、相手が求めてくればそのとき限定で改善点を指摘する。1回そういわれたことがあるから、続ける(または続けている)というのはナシにしましょう。
『嫌な人になる努力』③ 陰口を言う
他人の陰口を、ついつい話しちゃうことってありませんか?そして陰口を言っているうちになんだか良い気分になってくる。陰口を言うことで、陰口を言ってる対象の人を、自分より【下】に位置付けることで、相対的にあなたが【上】になり、優越感に浸ることができる。それでついつい。
ただ、あなたが陰口を話した人は「この人はいつも他人の陰口ばっかり」「私がいないとこでは、どうせ私の陰口も言ってるんでしょ」と内心思っているはず。陰口を楽しんでいる間は、その人はあなたの仲間かもしれませんが、自分の陰口を言っているかもしれないあなたを本当の意味で好きになってくれることはあるでしょうか?
岡田斗司夫先生は良い陰口もNGだと話しています。というのは、Aさんについて陰で褒めた内容が、実際にAさんの耳に入る頃には、内容が変わってしまったり、ニュアンスが誤って伝わったりして、Aさんの気分を害してしまうことがあるかもしれないから。もし褒める(良い陰口)なら、直接本人に伝えましょう。
『嫌な人になる努力』④ 悪口や批判で盛り上がる
なんであんなに他人の悪口や批判って盛り上がるんですかね?自分から悪口を始めるにせよ、他の誰かが始めた悪口にせよ、『おお同志よ!』といった感じで、どんどん盛り上がる。もっと面白おかしく罵ってやろうと、悪口や批判がエスカレートしていく。
そんな悪口や批判で盛り上がるあなたを外からみたらどう思われるでしょうか?「ユーモアのある人」「悪口や批判が言えるくらい能力が高い人間」…なんてふうにはまず見られることはないでしょう。また同じく悪口や批判で盛り上がっていた人達からも、「あ~あ、この人はほんと他人の悪口ばっかりだよなぁ」「どうせ裏では自分のことも悪く言ってんだろうなぁ」と思われ、あなたのことを嫌いになる。あなたから人が離れていく結果となるでしょう。
またさらに悪いのが、次回悪口や批判で盛り上がるための材料探しをするようになり、周りの人の欠点や粗(アラ)にばかり目が向くようになる。そんな人生があなたにとって幸せでしょうか?
『嫌な人になる努力』⑤ 悲観的・否定的な態度を隠さない
何かネガティブな出来事があったとき、悲しい表情や怒った表情、不機嫌な表情を隠さないでいる人いますよね。近くにそんな悲しい表情や怒った表情、不機嫌な表情をしている人がいたら、近寄っていきたくなりますか?
怒った表情はまだしも、悲しい表情や不機嫌な表情であれば、「どうしたの?」「何か嫌なことあった?」と声を掛けるということがあるかもしれません。ただこれは程度問題で、度が過ぎれば「まーたあの人不機嫌でいるよ(空気が悪くなるんだけど…)」「どうせまた優しい声かけてほしいんじゃないの?(めんどくさいなぁ…)」「かまってほしいだけでしょ?」などと、思われてしまうことでしょう。
悲観的な表情・否定的な態度は、周囲の雰囲気を悪くしてしまうことがありますので、その結果他人を遠ざけてしまうことにもなりかねませんので、他人の目があるところでは止めとくのがベターでしょう。
参考資料 『嫌な人になる努力』
今回は、以下の動画を参考に記事を書かせていただきました。岡田斗司夫先生、また岡田斗司夫さんの動画を切り抜き編集してくれた投稿者の方、価値がある情報提供ありがとうございます!!!
まとめ ~周りに嫌われないために~
周りから嫌われないために止めるべき5つの行動、いかがだったでしょうか?他人から好かれるために良かれと思って頑張ってやっていた…という人も少なくないのではないでしょうか?
周りから嫌われないために止めるべき行動を、ここでもう一度おさらいしておくと、
- 欠点を探して指摘する
- 改善点を指摘する
- 陰口を言う
- 悪口や批判で盛り上がる
- 悲観的・否定的な態度を隠さない
となります。
他人から好かれたい。周りの人が自分から遠ざかってる気がする。という方は、是非是非自分の行動を振り返り、変えられそうなところから少しずつ変えていってみましょう!既に他人から嫌われてしまっているという場合は、多少時間がかかるかもしれませんが、『嫌な人になる努力』をやめていくなかで、他人があなたのほうに戻ってくるという感覚が味わえることでしょう。
最後に ~あなたにとって正しいかどうかは自分で判断する~
もしかしたら私があなたの人生を良くない方向に導こうとして、ヘンテコな情報を紹介しているかもしれません。ここで紹介した方法を、実際にあなたが試してみて、あなたにとって本当に価値がある情報かどうか、判断してもらえればと思います。
最後までお読みいただきありがとうございます。「ちょっと良かったよ」「ちょっとタメになったよ」と思っていただけたら嬉しいです。皆様が周りの人に嫌われない。むしろ周りから好かれるようになって、人生が良い方向に変わっていきますことを!!!
それでは、、、
\手間を楽しもう/
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