そのイライラや悲しい気持ち、【疑問形】…自分自身への問いかけで抑えられるかもしれません。
【疑問形】?
とりあえず、今すぐにでも使えるように具体例を挙げます。
ネガティブな感情で頭がいっぱいになったら、頭のなかでも、紙の上でも、あなた自身に問いかけ続けてみてください。
もしあなたが今『イライラ』しているなら…
●「どうやったらこのイライラが治まるかな?」
●「どうやってこのイライラを抑えよう?」
●「何をしたら楽しい気分になれるかな?」
もしあなたが今『悲しい気持ち』なら…
●「この悲しい気持ち、どうやったら治まるかな?」
●「どうやってこの悲しい気持ちを変えよう?」
●「何をしたらこの楽しい気分になれるかな?」
もしあなたが今『さびしい気持ち』なら…
●「このさびしい気持ち、どうやったら治まるかな?」
●「どっやってこのさびしい気持ちを紛らわそう?」
●「何をしたらこの楽しい気分になれるかな?」
やっちゃいけないこと?
イライラしているとき、悲しい気分のとき、さびしい気持ちのとき、絶対にやっちゃいけないことがあります。
それは、「こんな些細なことでイライラしちゃうなんて自分はなんて器の小さい人間だ」とか「いつまでもクヨクヨしてちゃダメだ」みたいな感じで、自分の中に湧いてきた感情を否定すること。抑え込もうとすること。これは自分自身の存在自体を否定することにつながっていきます。
水に浮かぶ、空のペットボトルを思い浮かべてみましょう。その空のペットボトルを水の中に沈めようとすればするほど、ペットボトルは浮き上がろうという力が強まりますよね?ネガティブな感情もコレと同じで、抑えよう抑えようとするほど、よりいっそうそのネガティブな感情が膨らんでしまいます。
【疑問形】を使うと?
ネガティブな感情に陥ってしまっているときに、上に挙げたような【疑問形】を自分に問いかけることができれば、そのネガティブな感情をちょっと脇に置くことができます(=ちょっと気が楽になります)。
下の図は、ネガティブな感情に囚われてしまったときに陥りがちな状態。ネガティブな感情にさせられた原因が頭から離れないと、イライラが解消できないまま。
次の下の図は、自分への『問いかけ』を使用することによって、意識が「ネガティブな感情になってしまった原因」から「自分のネガティブな感情をどう対処するか?」に変わり、ネガティブな感情が抑えられ、さらには前向きな気持ちに変わっていきます。
物は試しで、是非是非試してみてください。
【疑問形】の効果が無かったら?
気持ちよ~く寝れた後って、「昨日までのネガティブな気持ちはどこへいったんだろう?」って思った経験ありませんか?それに、気持ちよ~く寝れた後は、なんだかちょっとしたことにも心おおらかにいられるみたいな経験。
自分自身への問いかけでネガティブな感情がどうにもこうにも治まらないなら、これはもうさっさと寝ましょう。ゆっくり寝ましょう。理想は毎日7~8時間。毎日が難しい人も、週に1回は『今日はゆっくり寝る日!』、『●曜日は睡眠曜日!』を設定して、スケジュールに組み込んじゃいましょう。
ちょっと小難しい話、最近の研究で、寝るだけで『脳のゴミ』を片付けてくれることが判っています。
『脳のゴミ』っていうのはアミロイドβなどの老廃物のことで、この『脳のゴミ』が溜まっていくことで、問題解決能力や意思決定能力などの能力が低下してしまいます。睡眠不足によって脳のパフォーマンスが下がってしまえば、ネガティブな感情の解消に手こずってしまうのも納得です。
最後に
『ネガティブな気持ちを切り替える『魔法の言葉』。どうやら【疑問形】が良いみたい?』最後までお読みいただきましてありがとうございます。
「ちょっとタメになったよ」「まぁまぁ良かったよ」と思っていただけたら嬉しいです。もしよろしければ、コメント欄に感想をお願いします。
またのお越しをお待ちしております。
さて、買い物でもしましょうか?
それともお出かけにする?
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