樺沢紫苑先生が言う『３行ポジティブ日記』を【１年】続けてみた結果…

毎日の『３行ポジティブ日記』を１年続けた、というか気付いたら続いていたので、『３行ポジティブ日記』を１年続けてみて気付いたこと、考えたことについてちょっと書いてみようと思います。

『３行ポジティブ日記』との出会い
私が実践している『３行ポジティブ日記』
『３行ポジティブ日記』が１年続いた理由
私が考える『３行ポジティブ日記』の効果
まだまだある『３行ポジティブ日記』の効果
私の『３行ポジティブ日記』の恩恵
私の最近の『3行ポジティブ日記』
最後に

『３行ポジティブ日記』との出会い

そもそも何で私が『３行ポジティブ日記』を始めたかというと、前職でイジメやパワハラを受ける毎日、休日出勤で家族との時間が取れないわ、心や体が休まらないわで、精神的にかなりまいっていました。転職を考えましたが、当時は絶賛コロナ禍で求人が少ない状況でした（最終的には転職に踏み切りました）。

「精神的になんとか持ち直したい！」、「悲しい気持ちをなんとかやり過ごしたい！」、「ちょっとはマシな日々を過ごしたい！」、そんなことを思いながら毎日を過ごしているときに、たまたまYoutubeをみて知った『３行ポジティブ日記』に藁をもすがる想いで飛びつきました。

私が実践している『３行ポジティブ日記』

『３行ポジティブ日記』は、簡単に説明すると、夜寝る前にその日あったポジティブなこと（楽しかったこと、嬉しかったこと、自分を褒めてあげたいことなど）を思い出して書き出すというもの。

良質な睡眠のことを考えると、夜寝る前にスマホを使わないほうが絶対に良いのですが、、、私は寝る前にスマホを手にTwitter（３行ポジティブ日記用のアカウント⇒@positivenippo）を開いて、３行以上、多いときは１０行その日あったポジティブなことを投稿しています。

良質な睡眠を犠牲にしてまでTwitterに投稿するのは、①毎日手軽に実践できる。②「いいね」やコメントをもらえるとちょっと気分が良くなる。なんとなくお得な感じがする。③専用の日記帳や手帳に書くようにしたら、その日記帳や手帳を無くしたときに続けられなかったり、モチベがだだ下がりしたりするのを防ぐため。

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『３行ポジティブ日記』が１年続いた理由

眠気との悪戦苦闘の末、俺はやり遂げたぜ!!!　なんて大げさなものでは全くありません（笑）。確かに1年以上続けている今でも「眠いなぁ～」「シンドイなぁ～」「疲れてるなぁ～」って日はあります。いっぱいあります。ですがそれでも、寝る前に『３行ポジティブ日記』をなんかついついやっちゃう。そんな感じで毎日投稿を1年以上続けています。

劇的に気持ちが良くなるものは、気分の波が激しくなっちゃって、反動でドッと疲れてしまったりすることないですか？私はよくあります。なので、劇的に気持ちが良くなるものを、その反動を恐れて、「今日は止めとくか…」になりがち。

逆に、なんとな～く気持ちが良くなる、気分が良くなるものって、眠かろうが疲れていようがついついやっちゃう。私にとって『３行ポジティブ日記』はそんな感じ。なんとな～く良い感じがする～ってジワジワ効いてくる感じ。

私が考える『３行ポジティブ日記』の効果

『カラーバス効果』ってご存じですか？　「今日一日、『赤いもの』を探してください」と指示されると、それまで気に留めていなかった『赤いもの』を意識的に探し始める。そしてしばらくすると、無意識的にも『赤いもの』が目に飛び込んでくる、そんな感覚になってくる。

私が思うに、『３行ポジティブ日記』の要点ってココにあると思ってます。『３行ポジティブ日記』を実践するなかで、ポジティブなこと（嬉しいこと、楽しいこと、自分を褒めてあげたいことなど）に注意が向きやすくなる。気付きやすくなる。ちょっと飛躍しすぎかもしれませんが、ポジティブなことが飛び込んできやすくなる。。。最後の表現は、胡散臭い自己啓発セミナーっぽくて書くかどうかまよったのですが、なんとなく期待を込めて（笑）

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まだまだある『３行ポジティブ日記』の効果

私が考える『３行ポジティブ日記』の効果はもう１つあって、それは自分自身がポジティブになれるスイッチを発見することができるってこと。「まぁだいたい私ってのはこういうことしてあげれば喜んじゃうんだよな。チョロイなぁ～」みたいなスイッチ。

もちろん既に、スタバでコーヒーを飲むとか、洋服を買うとか、旅行するとか、自分自身がポジティブになれるスイッチを持っているかもしれませんが、『３行ポジティブ日記』を続けていると、毎日をなんとなく過ごしているだけでは気付けない、それまで見落としていたポジティブになれるスイッチに気付けたりします。

そんな、それまで見落としていたポジティブになれるスイッチに出会えたら、それはもうしめたもの！どんどんそのスイッチを意識的に入れていくことで、どんどんポジティブな気持ちになっていける。

私の『３行ポジティブ日記』の恩恵

上の章に関連していますが、私が『３行ポジティブ日記』を続けているなかで、それまで見落としていたポジティブになれるスイッチが２つありました。

１つは、仕事が休みの日に、妻が淹れてくれたコーヒーを飲むこと。それまでも妻が淹れてくれたコーヒーを美味しく頂いてましたが、夜寝る前にやる『３行ポジティブ日記』のときに、「あぁ～今日も妻の淹れてくれたコーヒーが美味しかったなぁ～」と思い出しただけで幸せな気分が溢れてきました。

なので、休日に妻が淹れてくれるコーヒーは自分の幸せにとってかけがえのないものなんだな！と思うようになり、妻に気持ちよくコーヒーを淹れてもらえるよう、朝食後の食器の片付けや洗濯物干し、子供の世話を積極的にするようになりました。

もう１つは、当たり前かもしれませんが、妻と2歳の長男と3人で過ごす時間がめっちゃくちゃ幸せだってことを強く感じました。そして「息子と一緒に過ごせる時間があとどれだけあるだろうか？」、「このまま休日出勤に家族3人でのかけがえのない時間を奪われていいものだろうか？」と考えるきっかけになり、結果、家族と一緒に過ごす時間を増やすべく、前職よりも休日が多い職場への転職を決意しました。

転職してからは休日出勤が無くなり、家族と過ごす時間が増え、仕事が休みの日には長男とめいっぱい遊べるようになったし、家族で色んなところにお出かけする楽しみができました。