こんにちは、トッシュです。
私は子供の運動神経や体力を高める遊びの一つとして、
キャッチボール(ボール遊び)をオススメしています。
子供の運動神経や体力を高めるのに、なぜキャッチボールがいいのか?詳しく知りたい方は、
【子育て】子供の運動神経を高めるためにはどんな遊びがいいの?をご覧ください。
この記事では、ボール遊びが初めての子供とボール遊びを始めたいと思ったときに
どんなボールを使ったらいいのかについて、
なるべく小難しい専門用語は使わないように、短い文章を使いながら紹介していきます。
こんな人に読んで欲しい
- 子供の運動神経を良くしたい。
- 運動が苦手な子供になって欲しくない。
- 将来、子供が色んなスポーツを楽しめるようになって欲しい。
私の簡単なプロフィール
- 体育系の大学&大学院でスポーツコーチ学を勉強。
- 保育士さんや小学校の先生を目指す大学で教授の助手経験。
- スポーツクラブでジュニアスイミングの指導経験。
- 運動が苦手な大学生に運動やスポーツを指導。
その他、
- 小学校時代は運動音痴、運動嫌い、体育が大嫌い。
- 高校時代の担任「運動嫌いだからこそ、運動をできない人の気持ちが分かる指導者になれる」。
- 『運動嫌い&苦手な人が、運動を楽しめるように』を目指し、現在も情報収集中。
どんなボールを使えばいいの?
子育てで忙しいお母さん、時間がないお母さんのために、
最初に結論を言いますと、ボール遊びが初めての子供とボール遊びをを始めるときには、
- 大きめのボール
- やわらかめのボール
- 子供がつかみやすいボール
※子供が気に入っているボールがあればそれを優先します。
を選びましょう。
詳しくは、以下で解説します。
家にあるボール(家にボールがなければ新聞紙を丸めたものや、タオルを丸めたもの)で、あんまり難しく考えず気楽にボール遊びをはじめれば全然OKです。
大きめのボールってどんなの?
大きめのボールをオススメする理由は下の3つ。
- 全身を上手に使って投げる体の使い方が身につく。
- 小さいボールだと小手先で投げれてしまう。
- 小さいボールだと踏んづけたとき転んでしまう。
- 小さいボールほどどこに飛んでいくか分からない。
- あまりにも小さいボールだと誤飲してしまう。
具体的には、子供の頭くらいの大きさ~地面から子供の腰の高さ(約20cm~25cm)を目安に選んでもらえばOKです。
子供の片手におさまるくらいの小さいボールだと、小手先(肘から先)で投げれてしまうので、ボール遊びを始めたばかりの子供には、私はオススメしません。
子供が両手で扱わないといけないくらいの大きめのボールだと、真上に投げ上げたり、サッカーのスローインのように投げたり、ボールを押し出すように投げたり、柔道の一本背負いのように投げたり、腕や体を横に振って投げたりなどなど、色んな動き(※)をみせてくれます。
※子供が同じ投げ方をするようなら、親が色んなボールの投げ方の見本をみせてあげてもいいと思います。逆に、親が子供に「こうやって投げるんだ!」と1つの投げ方を教えるのはオススメしません。
子供が色んな動きでボールを投げるなかで、さまざまな運動神経や体力が高まっていきます。
ボール遊びで培った運動神経や体力は、将来子供が色々なスポーツをするときの土台、基礎になっていきます。
ボール遊びで高められる運動神経や体力について詳しく知りたい方は、
【子育て】子供の運動神経を高めるためにはどんな遊びがいいの?をご覧ください。
運動嫌いの子供が一人でも多く減ってくれたらいいなと思ってます。
やわらかめのボールってどんなの?
やわらかめのボールをオススメする理由は下の3つ。
- 子供がケガをしない、子供にケガをさせないため
- 周りの人やモノを壊さないため(子供はコントロールがきかず、どこに飛んでいくか分からない)
- 転がっていきにくい(道路や危ない場所に転がっていかないように)
ボール遊びを始めたばかりの子供には、すぐ下の画像のように表面が固いものよりは、
下の画像のような、肌触りややわらかいものを選ぶことをオススメします。
上の画像と全く同じものでなくても、100均や、アカチャンホンポさん、西松屋さんなどでも同じようなものが売っているので、それで全然OKです。
ちょっと空気を抜いてあげると、子供が持ちやすくなるし、転がりにくくなるし、オススメです。
ただしやわらかいボールがいいからといって、表面がスポンジ素材のものはオススメしません。
理由は、子供がボールのスポンジをかじりとってしまう、かじりとってしまったものを飲み込んでしまう危険があるからです。
つかみやすいボールってどんなの?
つかみやすいボールをオススメする理由は下の3つ。
- つかみやすい=投げやすい
- つかみやすい=キャッチしやすい
- つかみにくいボールだと興味を無くしてしまうことがある。
色々なモノ(おもちゃ等)に興味がある子供にとって、ボール遊びに興味をもってもらうことが一番重要だと思っています。。
なので、子供には『ボールを投げれた!』『ボールをキャッチできた!』というボール遊びの楽しさや成功体験をいっぱい味わってもらって、ボール遊びに興味が湧くように工夫する必要があると思っています。
知育玩具としても有名な『オーボール』(下の画像)は、子供がつかみやすいという理由で、ボールそのものやボール遊びに興味をもたせたいときにオススメです。
下の画像のような布製のボールも、上の『オーボール』と同じく、子供がつかみやすいという理由で、ボールそのものやボール遊びに興味をもたせたいときにオススメです。シリコンやビニールを嫌がる子供がいたり、親がシリコンやビニール素材を子供に使わせたくなかったりする場合は、布製のボールを選ぶといいと思います。
あとは、子供が好きなキャラクターが描かれてあるボールや、子供が好きな音がするボールで興味を持たせるというのも良い工夫だと思います。
子供とボール遊びをするときに気をつけること
子供とボール遊びをするとき、気をつけることは、
「安全」に「楽しむこと」。
安全にボール遊びをするために
- 広い場所で遊ぶ。
- 芝生や土などの柔らかい地面で遊ぶ。
- なるべく平らな場所で遊ぶ。
- 周りに他人がいないかを確認する。
ボール遊びを楽しむために
- 子供が興味をもって楽しめる範囲で行う。
- 保護者の無理のない範囲で行う。
- 子供や保護者や周りの人にケガをさせない。
- 焦らない!!!
特に、ボール遊びをはじめたての子供は、
- ボールを投げれない。
- ボールをキャッチできない。
- そもそもボールに興味がない。
親が頭で考えているボール遊びが成立することはまず無いと思ってください。
ボール遊びをはじめたての子供には、
- 親がボールを使って楽しそうに遊ぶ。
- 子供がボールを投げたことを一緒になって喜ぶ。
- 子供がボールをキャッチしたことを一緒になって喜ぶ。
ことを繰り返して、子供がボールに興味をもつように工夫してみてほしいと思います。
最後に、親(保護者)がなんとしても子供とボール遊びをしたいからといって、
ボール遊びを嫌がっている子供に無理やりやらせるのは、
私は、絶対に反対です。
子供には子供の人生がある。
最後までお読みいただきありがとうございます。
「ちょっと良かったよ」
「ちょっとタメになったよ」
と思っていただけたら嬉しいです。
それでは、、、
\手間を楽しもう/
コメント