「私は良い父親になれない」と思っている『良い父親になりたい』人へ

コラム
「私は良い父親になれない」と思っている『良い父親になりたい』人へ

  

  

『良い父親になりたい』という想いがあって、その努力を怠らないと決めたなら、きっとあなたは良い父親になれるでしょう。

  

あなたの『良い父親になりたい』という想いはかけがえのないもの。

もしかしたらあなたに子供が生まれて父親になってすぐは良い父親ではないかもしれません。

ですが『良い父親になりたい』という想いを持ち続け、その努力を怠らないと決めたなら、子供と過ごす中で日々成長し、良い父親に近付いていくことができるでしょう。

  

また、『良い父親になりたい』いう想いをもったあなたの元に生まれてくる新しい命は、きっとあなたのその想いを肌で感じ、多くの幸福感や安心感に包まれながら成長していくことができるでしょう。

  

  

「親になっちゃいけない」と思っていた私の話

  

私は、自分は怒りっぽかったり、優柔不断だったり、言葉遣いが汚かったりで、欠点だらけの人間だから、人間として未熟だから、という理由で、「自分は親になっちゃいけない人間なんだ」という思いを抱えて生きてました。

  

そして、たくさんある欠点を直してはじめて、人間としてもっと成長してはじめて、「親になる資格が持てる」なんてことをずっと考えていました。

  

結婚し、妻から「子供欲しいね~」とか「3~4人はいたほうが賑やかで楽しいかな?」と聞かれて、「そうだね」なんて返事しながらも、本心では上に書いたようなことを考えてました。 子供を作る行為も、「疲れてるから」とか「今仕事忙しいから」とか色んな理由をつけて、避けていました。

  

「タイムリミット」と私

 

子供を作る行為はゼロではなかったのですが、子供を授かれないまま時間だけが過ぎていきました。

  

あるときを境に妻から、「本当に子供欲しいの?」「もう年齢も年齢だし、不妊治療始めようと思うから協力して?」「赤ちゃん欲しいから、協力してくれないなら、他の人(夫)探さないといけないから、できるだけ早く決断して」と問いただされることが増えました。

  

妻とは別れたくない、不妊治療しようとすれば家計が大変なことになる、子供は欲しくないわけじゃない… ということで、腹を決めて、積極的に行為をするようになりました。

  

おかげさまで、幸運にも半年経たないうちに妻が妊娠し、翌年春に長男が誕生しました。

  

  

「親バカ」と私

  

「自分が良い父親になれると思わない」「自分は親になっちゃいけない人間」…なんて思い続けていた私ですが、いざ子供が生まれると、可愛すぎてたまらない!!!

  

寝ている姿、泣いている姿、あくびしている姿、ミルクを飲む姿、などなどなど、どの場面を切り取っても愛おしくてたまらない!!!

  

特に頑張ってる、我慢してやっているという意識がなく、ミルクを作ったり、ミルクをあげたり、お風呂に入れたり、オムツを交換したり、泣きやまないときは抱っこして家中または外に出て寝付くまで抱っこしたり、、、積極的に育児に参加する自分がいました。

  

妻からも「助かってる」と声を掛けてもらって、少しは父親らしいことができてるかなと思えるようになりました。 でも、これくらいはどこの家庭でもやってるはず…もしかしたら自分はまだまだ全然足りないんじゃないか?という思いは消えず、悶々としていました。

  

そしてまた息子が2歳になる頃から、「自分はダメな父親」「親として失格」「人間として未熟」と何度も何度も痛感させられることになります。

  

  

「イヤイヤ期」と私

   

息子が成長するにつれ、自我が芽生えてくるにつれ、自分の要求を通そうと「イヤ!」「ダメ!」を繰り返したり、それでも要求が通らなかったら叩いてきたり、噛みついてきたり、物を投げたり、、、

  

「良い父親でいたい」という気持ちはありましたが、体調が悪かったり、(息子が原因ではなくとも)虫の居所が悪かったりするときに、噛みつかれたり、爪で引っかかれたりすると、つい感情的になって大声で怒鳴ったり、手や足を掴んで無理やり力ずくで動きを拘束したり、(手加減はしましたが)2度3度叩いてしまったりしたことがあります。

  

手を出してしまったあとの後味の悪さといったら、たまったものではありません。

  

「なんであんなに可愛い息子を叩いてしまったんだろう」、「なんて怖い想いをさせてしまったんだろう」、「なんて可哀そうなことをしてしまったんだろう」、、、後悔の感情が何度も何度も押し寄せてきます。

  

「子育て本」と私

  

息子に手を出してしまった後以外にも、息子を叱った後は、「今のはあんな叱り方で良かったのだろうか?」、「他にもっと良い叱り方があったんじゃないか?」、「もしかして今のは叱る場面じゃなかったのでは?」、「子供の成長に悪影響が出てしまったらどうしよう。」と悩んでしまうことが幾度となくあります。

  

そんな子育てに関する悩みで、頭がいっぱいになってしまったときは決まって下の2冊の子育て本を読み返し、改めて自分が取るべき姿(私が思う良い父親像)、やるべきことを思い返すようにしています。

  

  

  

上で紹介した2冊が絶対にオススメというわけではなく、あなたが思う『良い父親』にマッチする子育て本、またはあなたが思う『良い父親』に導いてくれそうな子育て本を選ぶべきだと思います。

  

上で紹介した2冊は、私を『良い父親』に導いてくれそうだと思えたので、購入し手元に置いて、子育てで悩んだ時の頼みの綱にしています。

  

私は、子育てで何が正解か全く分かっていません。

  

ただ、私は、息子が息子らしい人生を歩めるように手助けしたい、サポートしたいと願っているだけです。 それだけを羅針盤にして子育てしています、、、というか、息子と二人三脚で、妻と息子と三人四脚で歩んでいっているって感じです。

  

最後に

  

”「私は良い父親になれない」と思っている『良い父親になりたい』人へ” 最後までお読みいただきありがとうございます。

  

冒頭にも書きましたが、『良い父親になりたい』という想いがあって、その努力を怠らないと決めたなら、きっとあなたは良い父親になれるでしょう。

  

大丈夫です、あなたの子供と一緒に過ごすなかで、すったもんだあるなかで、あなたも、息子さんも一緒に成長していけます。 あなたが思う『良い父親』にどんどん近付いていけます。

  

もし、なんだか上手くいかないな。感情的にばかりなっているな。と思うような時が来れば、そのときは、まずはゆっくり寝ましょう! そして次は1日の中でちょっとだけでも、または週のうちで何時間かは自分の時間をとりましょう!

  

きっと気持ちや考えが整理されて、気持ち新たにスッキリした状態で子育てに臨めるはずです。

  

  

コメント

タイトルとURLをコピーしました