Maison d’Ahni Shirokane メゾン ダーニ の【クロワッサン】~クロワッサン好きなら絶対食べて!

パン

    

めんどくさいので今のところカウントはしていませんが多分100店以上、日本各地のパンを食べ歩いたことがある私が日本で一番美味しいと思う『Maison d’Ahni Shirokane(メゾン ダーニ シロカネ)』の【クロワッサン】について紹介します。

日本一美味いクロワッサンとの出会い

Maison d’Ahni Shirokane(メゾン ダーニ シロカネ)』は白金(@〒108-0072 東京都港区白金1丁目11−15)にあるパティスリー。「パティスリーのクロワッサンなの!?」、「パン屋のじゃないの?」そんな声が聞こえてきそうですが、とにかく美味かったんだから仕方がない。

もとはといえば、クロワッサン目当てでお店に伺ったわけではなく、友人宅に伺うための手土産を探しに立ち寄りました。そこで目に入ったクロワッサンを、パン好きの私が見逃すはずがありませんでした。

Maison d'Ahni Shirokane · 〒108-0072 東京都港区白金1丁目11−15
★★★★☆ · 洋菓子店

メゾンダーニのクロワッサンをなんとか言葉で表現してみる

まずね、クロワッサンが入った紙袋の口を開けた途端に広がる上品な甘い香り。

国道1号線は港区高輪地区総合支所付近を歩きながら開封したのですが、いつの間にかパティスリーに迷い込んでしまったんじゃないかと錯覚するくらい。藍染惣右介(護廷十三隊五番隊隊長)風にいえば「一体いつから そこがパティスリーだと 錯覚していた?

もうね香りで、香りだけで、只者じゃない感がハンパない。

クロワッサンを手に持った感じはかなり軽い感じ。そしてよくよく手に注意を向けてみるとほんのりと温かい。後で知ったことですが、オーナーシェフの戸谷尚弘氏が「できるだけ出来立てに近い状態で食べられるように」と1日に何度も焼き上げられるとのこと。そりゃもう買ったらすぐ食べなきゃ!「悪、即、斬」ならぬ、「パン、即、パク」!!!

小ぶりな見た目、こんがりとした焼き色、やや控え目なテカリ具合。。。見るからに美味そう…と思うには控え目な感じだが、香りを堪能したあとだからこそ余計に期待が高まる。

さて、いよいよ待望の一口。

  

そして私は、言葉を、失った。

パイに閉じ込められていた甘い香り、バターの香りが、「ば く は つ するーーーー!!!」(FF4 マザーボム風)。甘さとバターの香りと生地の香ばしさのバランスが絶妙。パティスリーのクロワッサンというだけあってやや甘さが立っている印象。だが、決して、クドくない。口の中にベトッとまとわりつく感じはない。上品というか、繊細というか、気品というか、言葉じゃ無理。察してください。

一口食べ終えて間もなく「ぬぅおおおおおおぉおおお~」ってうなってしまった。その私のうなりに隣にいた彼女(現妻)がびっくりするくらい。

  

これは凄いクロワッサンに出会った。一口目でこれまでで一番美味いクロワッサンだと確信。

歩きながら食べるにはこのクロワッサンには失礼だと、清正公前の交差点付近で立ち止まる。

2口目。サクッ… 噛んだ瞬間にパイの層が細やかに崩れていく。バターの配合具合と作り手の丁寧な仕事がなければこうはいかない。オーナーシェフ、職人さん、食材の数々、そしてこの出会いに感謝。頭で考えて感謝しようとしなくても感謝の念が沸き起こってくる。

上述したとおりやや小ぶりなクロワッサンなので、(本気を出せば)2口で食べてしまえそう。だが、2口ごときでこの幸せを失いたくない僕は、それはもうなるべく一口を小さくして4口かけて、丁寧にそれはもう私が持てる最大の繊細さをもって丁寧に食べさせていただきました。

一口目から美味しいパンであっても、食べ終わってみたら「なんだかクドかったな」「ちょっと甘さが後を引き過ぎかな」「胃が重く感じられるな」「なんかちょっと物足りなかったな」なんて思うこともよくあることですが、このメゾン ダーニのクロワッサンに関していえば、それは全く当てはまりません。

バターのイイトコどりだけした香り、上品な甘さ、クロワッサンの香ばしさが口の中に広がったままでいます。小さくて軽いクロワッサンですが、心が満たされるせいか、お腹も満たされる感じ。。。いや、もしかしたら次に何か別のものを食べて、このクロワッサンとの味を失ってしまうのを、満腹感という形で全身が嫌がっているのかも。

名残惜しくも時間が経つにつれて、メゾンダーニのクロワッサンの幸せな香りが徐々に口の中から離れていく。それはまるで、春を待つ雪がゆっくりと解けていくよう。

Maison-dahni –  

自己紹介

子供の頃というか実家暮らしの頃は、シキシマパン(現Pasco)をメインに大手メーカーのパンを食べていました。実家が田舎だったこともあり、近所にパン屋は多くない。また裕福な家庭でもないので、親も賞味期限が近い値引きシールが貼ってあったパンをよく買っていたような気がする。

大学生時代にパンの美味さに魅了され、パンの食べ歩きを開始。食が太い(笑)こともあり、食い意地も張っているので1度に2000円~3000円の出費は当たり前。遠路はるばる買い出しに行ったときは、5000円を超えることもありました。

福島県、茨城県、栃木県、東京都、神奈川県、長野県、岐阜県、愛知県、三重県、京都府、大阪府、兵庫県、和歌山県、徳島県、鳥取県、島根県、山口県、大分県では間違いなくパン屋を巡った記憶があります。忘れているだけで、上に挙げた県以外でも買い食いしているかもしれません。いかんせん事細かに記録していないもので、、、

パンの香りを楽しむ、食感を楽しむ、五感フルに味わうスタイルなので、『映える』写真を撮ることは一切考えていません。映える写真を撮るウデが無いので食欲が抑えられないので撮れません!

最後に

最後までお読みいただきありがとうございます。

『Maison d’Ahni Shirokane メゾン ダーニ の【クロワッサン】~クロワッサン好きなら絶対食べて!』いかがだったでしょうか?「ちょっと面白かったよ」「まぁまぁ良かったよ」みたいな感じで思っていただけたら嬉しいです。

最後の最後に勝手なお願いではございますが、コメント欄に皆さんのオススメのパン屋さん、さらにはそのオススメのパン屋さんの中でも随一のオススメのパンを紹介していただけると嬉しいです!

ではでは、またのお越しをお待ちしております。

  

  

さて、お買い物でもしましょうか?

それとも、お出かけにする?

  

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