2022年5月現在、2歳の子供(長男)をもつ私(40歳)が、子供とおしゃべりを楽しむために実践している方法について紹介します。
2歳の息子とおしゃべりを楽しむために?
子供とのおしゃべりを楽しむために私が実践していることは、
『オウム返し』
『〇〇って、なーに?』
この2つです。
『オウム返し』とは、子供が発した言葉をそのまま繰り返す方法。『〇〇って、なーに?』は子供が発した言葉の意味を質問する方法です。詳しくは、下記で解説していきます。
今回、2歳児とおしゃべりを楽しむ方法として『オウム返し』『〇〇って、なーに?』を紹介しようと思ったのは、
子育て支援センターのスタッフさんや、児童館で一緒になるお母さん、祖父や祖母、近所のおばさん、おばあさん達から、「▢▢君はいっぱいおしゃべりできるのね」「▢▢君はすぐ言葉を覚えちゃうね」と(多少なりともお世辞もあると思いますが)言われることが割とよくあるので、
もしかしたら私や妻が実践していることが、
- ウチの子全然おしゃべりしてくれない。
- 子供とおしゃべりが楽しめていない。
- 子供の発育発達が心配。
など、そんな悩みや不安を抱える親御さんのお役に立てるかもしれないと思ったからです。
『オウム返し』
おしゃべりしない2歳の子供に試したいこと1つ目は、
子供が発した言葉をそのまま繰り返す『オウム返し』です。
子供が発した言葉をそのまま繰り返すだけのシンプルな方法なので、子供に何て話しかけたらいいか?何と返事をしたらいいか?子供のおしゃべりを促すベストの返答は何か?なんて考える必要がなく、実践しやすいと思います。
『オウム返し』のポイントとしては3つ、
- 一緒になって楽しむ感じ
- 同意、共感をする感じ
- 質問する感じ
子供が発した言葉や、子供が置かれた状況に合わせて使い分けてみましょう。
どんな感じで使い分けているのか、以下で私の実践例を紹介します。
一緒になって楽しむ感じ
■子供が機関車の動画を観て
息子「ぽっぽー!」
私「ぽっぽー!」
■子供が町でバスを見かけて
息子「バッバッ!!」
私「バッバッ!!」
このように、子供が言葉を発して気分が盛り上がっているときは、親も子供と同じ言葉を繰り返して、子供と一緒に楽しんでみましょう。
同意や共感をする感じ
■ご飯を食べて味の感想を言っているとき
息子「んまぁー!」
親「んまぁー(んまぁ~だねぇ)。」
※ちなみにすごくおいしいときに「んまぁー!」と言うことが多い気がします。
■転んで痛がっているとき
息子「てって、いたぁいぃー。」
※「手が、痛い(痛かった)」の意味
私「てって、いたぁいぃーねぇ(いたかったねぇ)。」
このように、子供が感情や痛みを表す言葉を発したときは、子供と同じ言葉を繰り返して、子供の気持ちに寄り添うようにしています。
質問をする感じで
■意味が分からない言葉を発したとき
息子「リャブルリャエ!」
私「リャブルリャエ???」
※ときどき発するのですが、今でも意味が分かっていません(笑)
■意味が分かる言葉を発したときでも
息子「カンカン!」
※「カンカン」は消防車の意味
私「カンカン?」
息子「カンカン!カンカン!」
私「カンカン?」
そうすると、
消防車が描かれている絵本を持ってきたり、消防車のおもちゃを持ってきて、
息子「コエ(これ)!」
と、教えてくれます。
『オウム返し』で大切なこと
私が2歳の息子が話しかけてきてくれたときに気を付けているのは、
息子が、話した言葉をちゃんと聞いてくれている、そんなふうに息子が感じてくれることを大事にしています。
話した言葉をちゃんと聞いてくれる、聞こうとしてくれる人がいると、息子が思っていてくれたら親として嬉しいなと思っています。
『〇〇って、なーに?』
上で紹介した、子供が発した言葉をそのまま繰り返す『オウム返し』ともう一つ試してもらいたいのが、
子供が発した、親が理解できない言葉に対して、「なーに(何)?」を付け加えて質問する『〇〇って、なーに?』
どんな感じかというと、
子供「〇〇!」
親「〇〇って、なーに?」
こんな感じ。たったこれだけ。
『〇〇って、なーに?』を始めたばかりの頃は、最初に言った「〇〇」って言葉を何度も繰り返したりすることが多く、
数週間~数カ月経っても、結局『〇〇って、なーに?』の質問に答えられないことがほとんどです。しかし、よーく子供の様子を見ていると「ん~~、ん~~~」と唸ってみたり、首をかしげてみたりして、自分のなかにある言葉を探し出そうとしているのが見て取れると思います。
私の息子の話ですが、
『〇〇って、なーに?』開始当初
息子「ぴょんぴょん!」
私「ぴょんぴょんって、なーに?」(←『〇〇って、なーに?』)
息子「ぴょんぴょん!ぴょんぴょん!」
私「ぴょんぴょん?」
息子「んーーー、んーーーー」
息子「ぴょんぴょん!ぴょんぴょん!」
私「そぉ~、ぴょんぴょんなの!」(←『オウム返し』で終わる)
※ちなみにそのときの「ぴょんぴょん」は息子にとってウサギを意味することが多かったように思います。
『〇〇って、なーに?』開始から約2か月
息子「クワックワッ!」
私「クワックワッ?クワックワッって、なーに?」(←『〇〇って、なーに?』)
息子「んーーー、んーーーー」
息子「くぁーーぃえーーーりゅぅーーー(カエル)」
私「ああーぴょんぴょんってカエルさんのことかぁ!」(←『オウム返し』風の返事)
※この頃は「ぴょんぴょん」はカエルだったり、ウサギだったり、ジャンプのことだったりを意味していたように思います。
大人だって、話をしている相手から「それについてもっと詳しく教えて!」みたいな感じで興味関心をしてもらえたら嬉しいのではないかと思います。また相手から色々質問されることで、ちゃんと相手が自分の話を聞いてくれていると嬉しくなるのではないでしょうか?
そういう私なりの考えで、『〇〇って、なーに?』で息子との会話を楽しんでいます。
まとめ
2歳を過ぎてもなかなかおしゃべりしない子供に試してもらいたい2つのこととは、
2歳の子供が発した言葉を『オウム返し』すること。
子供が発した言葉の意味が分からなければ『〇〇って、なーに?』と子供に質問してみること。
子供が話したことに興味関心を示すことで、子供がおしゃべりしたい気持ち、もっと言葉を覚えたいとする気持ちが育っていくのかなと私は思っています。
今回紹介した方法は、あくまで私が息子に対して実践している、そしてもしかしたらうまくいっているかも?くらいの方法です。育児をする際に、科学的根拠について知りたいという親御さんには、米国最強経済学者にして2児の母が読み解く子どもの育て方ベスト / エミリー・オスター 【本】をオススメします。
子供さんとの会話を楽しめますよう、この記事が少しでもお役に立てば嬉しいです。
最後までお読みいただきありがとうございます。
「ちょっと良かったよ」
「ちょっとタメになったよ」
と思っていただけたら嬉しいです。
それでは、、、
\手間を楽しもう/
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